豆知識

・竹箒(たけぼうき)の使用方法

・落ち葉の再利用

・お水のあげ方(植木や花など)

・苗木の選び方

・ゴミ片付けの簡単な方法

・木の根元はきれいに(防虫効果)

・芯食い虫の退治法方

・アブラムシの退治法方

・害虫のオススメ予防方法


竹箒(たけぼうき)の使用法
 
 意外と知られていないのが、竹箒(たけぼうき)の使い方。普通に使っているとだんだん(かたよ)ってきて使いにくくなってしまいます。実はこれは回しながら()くようにするとそれを防ぐことができるんですね。回さなくても、時折(ときおり)違う面を当てながら掃くようにするだけでも効果があります。玄関箒にも応用できると思います。

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落ち葉の再利用

 ほとんどの方はご存知だと思いますが、落ち葉は捨てないで土の中に埋めてしまいます。こうすると葉が腐食(ふしょく)し、腐葉土として再利用できます(できるだけ土をかぶせながらすると、腐食が早く進みます)。土も減らず、植物にも有効に働く肥料となるので一石二鳥ですね。お庭のどこか目立たない場所に腐葉土を作るための穴を空けておけばゴミを捨てる手間も省けると思います。(落ち葉でなく剪定(せんてい)した葉っぱでもOK。枝は腐葉土になるまで時間がかかります。)

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お水のあげ方(植木や花など)

 お水はただあげれば良いというものではないんですね。水やりができれば一人前の植木屋(花屋)といわれるくらい、非常に難しいものなのです。しかしその中でも基本があり、それを知っておくだけでもとても有効に働きますので、ぜひお試し下さい。

 

まず水やりの時間ですが、夏場は朝か夕方頃(日中(にっちゅう)にあげると水が熱湯になり、良くないです)。冬場は逆に日中にあげると良いでしょう。(ただし、たっぷり水をやると夜凍ってしまう可能性があるので注意。)ただこれはあくまで参考で、植木や花の種類により回数や量も違いますので、ご注意を。

補足:≪夏場の灌水(お水あげ)≫


 また、排水性の良い土を使った(はち)ものには普通に水をあげても効果が少ないのです。そこで、鉢ごとバケツなどに()けてしまいます。時間的に2〜3分程度でしょうか。そうするととても効果があり鉢全体にも水が行き渡ります。

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苗木の選び方

 お店などで苗木を選ぶときの目安になると思います。

見た目も重要ですが、まず苗木の場合、根元(ねもと)がしっかりとしているものを選ぶことが重要です。調べ方は木の根元を持ち上げてみます。根元と鉢の土がしっかりくっついている様であれば、問題ないでしょう。根元と土が密着していなくて、()らいでいたり抜けそうな場合は要注意です。根が安定していなかったり、植えたての可能性があります。なるべくそういった物は避けましょう。(注意;むやみに根元を引っ張ってみたり、乱暴に扱わないこと。お店の方に迷惑をかけない程度に調べてみましょう。)

 また苗木の土に(ささ)の葉や、ドクダミ、スギナなどの絶やすことが困難な雑草が生えていないか確認してください。意外とこれを見落とすと大切なお庭に膨大な被害をもたらしますので注意が必要です。

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ゴミ片付けの簡単な方法

枝や葉っぱなどを切った後の片付けというのは、意外と大変なものです。そこで枝や葉を切る前に木の下にブルーシートなどを()いておきます。あとはシートに落ちたゴミを風呂敷みたいにして真ん中に集めれば、手間が省けてとても早く片付けられます。垣根(かきね)を切るときなどはとても便利な方法です。

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木の根元はきれいに(防虫効果)

木の根元がサツキなどの下草(したくさ)や草花により見えなくなっている方が結構いらっしゃいます。実はこういった場所には、虫やカビ(菌)などのよりどころとなりやすく、樹木にあまりよくないのです。
 また芯食(しんくい)虫が樹木に進入しやすくなるので、注意しましょう。この虫は木に穴をあけ、ひどい場合木を枯れさせてしまうとても厄介な虫なのです。芯食い虫が木に進入していると、必ず木の切りクズみたいなものを進入口から出しますので、根元をきれいにしていると発見しやすくなります。(参考⇒芯食い虫の退治方法)
それと、イラガ(ハギ太郎、電気虫)などの虫の冬眠場所にもなってしまいます。

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芯食い虫の退治法 

 芯食い虫とはアワノメイガの幼虫のことで、幹の芯に進入してひどい場合木を枯れ死させてしまう大変危険な虫です。最近特に多く見かけられ、注意が必要です。
 この虫は木の根元からの進入がほとんどで、根元が下草や土などで見えなくなっていると、進入しやすくなります。この虫が幹に侵入していると、その進入口からノコギリの切りクズのようなものが必ず出ます。
 万が一このようなカスを見つけたら、この虫の可能性が高いです。
 この虫を退治するには、細い針金を穴に差し込んで退治します。もし穴がかなり奥まで侵入していて届かない場合、ストロー付の殺虫剤を穴の中に吹付け、枝などで穴を塞いで密封します。

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アブラムシのオススメ退治法方

 アブラムシは新芽の柔らかい葉や元気の無い葉や茎に付き易い虫です。風通しが悪かったり、水が足りなかったりすると、さらに付きやすくなります。アブラムシを放置しておくと、カイガラムシや、病気などにかかり易くなるので早めの駆除が必要です。
 一般的には消毒で殺虫しますが、新芽などの葉や茎には痛みやすく、弱ったり枯れたりしてしまうので、あまりオススメではありません。
 そこで、ホースを用いてジェットなどの圧力の水でアブラムシを吹き飛ばすのです。掛け方のコツは下から上に吹き上げる感じで吹き飛ばすと葉や枝にダメージを与えることなく退治出来ます。


害虫のオススメ予防方法

 害虫駆除の消毒散布は近所の気遣いや食べるものなどには出来たらしたくないもの。そこで、普段から植木に葉水(葉っぱにお水をかける事)をする事で害虫予防になります。出来ればジェットのお水で葉の裏側にドシャーッとかけてあげると効果的です。詳細を知りたい方は⇒コチラ
 また剪定すること(出来たら間引き剪定)により風通しを良くすることでも効果があります。人通りの少ないところには発生しやすい事も覚えておきましょう。






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